2023年4月、徳島県の山あいにある町、神山町に開校した「神山まるごと高専」。全国で20年ぶりに新設された、全寮制の高校専門学校として全国から注目を集…
2023年4月、徳島県の山あいにある町、神山町に開校した「神山まるごと高専」。全国で20年ぶりに新設された、全寮制の高校専門学校として全国から注目を集めています。“テクノロジーとデザイン、起業家精神”を学べるユニークな学校には、いったいどんな学生が集まり、どのような勉強や寮生活を送っているのでしょうか。気になるあれこれを学生自らが綴る、人気連載です。
“神山まるごと高専生”の今がわかります。お楽しみください!

【第15回】ライターとして、学生として2025年度を振り返る(前編)
書き手:藤條水祈さん(2年生)
この記事が公開される、およそ半月前の2月13日。
神山まるごと高専の終業式が行われました。学生にとっては春休みの始まりです。第15回は、3回目の執筆……こうして書きながらだんだん文章で遊びたくなってきてしまった藤條水祈(ふじえだみのり)がお届けします。
今回は、終業式の後にみんなで集まり、ライターとして、そしておしゃべりが大好きないち学生として、「この一年間はどうだったか?」について話しました。
1年前(2025年3月)の終業式の後に、初めてこの連載を書くメンバーで集まったことを思い出します。これまで順番に記事を書いてきたので、連載が始まってからみんなで集まるのは何気に初めて! 約1年ぶりです。ゆったりと話す学生ライターたちの会話をお楽しみください! 前編と後編の二本仕立てでお届けします。

水祈:一年間、「ラシクル」の記事を書いてみてどうでしたか?
夢実:そうだね、最初はライターが6名いたけれど、人によって記事に個性が出て、「交換日記みたいに」というコンセプトらしくなっていてよかったなって思う! いい意味でバラバラで、しかも元々関わることがなかった6人が集まって、「ラシクル」きっかけで話すようになったのも、良かったなって。

水祈:文章にみんなの性格が出るよね! こんな文章を書くんだ!って、読むのが楽しみだった。これまで14本の記事が出たけど、ゆめさん(夢実)のお気に入り記事はなんですか?
夢実:うーん、第5回の理楽の課外活動についてかな。「やってみたいがどこまでも広がる場所」っていう、タイトルも含めて好きなんだよね。理楽のバスボム作り活動とか一切知らなかったから、こんなことやってたんだ!みたいな。
理楽:そうだね、あまり表に出ない活動もたくさんあるから、それを記事にして届けられたのは、めっちゃよかったなって。課外活動といえば、それこそ「KMC AWARDS」が最近あったよね!
<KMC AWARDSとは?> 1年間の学生の活動を表彰する仕組みとして、学校のスタッフが主体となり立ち上げたアワード。「神山まるごと高専」の英語表記である「Kamiyama Marugoto College」の頭文字をとり、「KMC」と呼んでいる。自分達の1年間の活動を自薦でノミネートし、スタッフ・学校からの投票でノミネート作品の中からファイナリストが決まる。ファイナリストは、学校理事や起業家を始めとする審査員にプレゼンを行うことで、最終的な受賞者が決まる。

夏:今回のKMC AWARDSで、私は「ホンノバ」って活動についてプレゼンしたんだけど、めちゃくちゃ緊張した! プレゼンに向けてチームで話して準備したけど、思った以上に他のみんながすごくて、「そんなこともしたの!」って聞いていて楽しかった。発表したり、資料を作ったりすることって、いろんなものが整理される感覚があるよね。私、こんなこと思ってたんだ!みたいな。ラシクルの記事を書いてる時も、その感覚すごくあったなと思う。
理楽:うんうん、あるよね! 1回言葉にしてみたら、その後他の人に伝える時もその言葉にしたものがあるから、伝えることに強くなれるなって思う。
<ホンノバとは?> 公共図書館がない神山町で小さな本のある場をつなげ、読書文化を根付かせるウェブアプリです。蔵書検索、本のある場情報、AIによる本のおすすめなどの機能があり、管理者向けのシステムも備えています。学生5人とスタッフさんで活動しており、今後は全国の図書館のない自治体に広めることを目標にしています。(解説:夏)

夏:なんか熱がこもるよね。本当に、言葉に気をつけるようになった。プレゼンでも、「本の場」と「本のある場」どっちがいいんだろう? とか、「図書館」と「図書室」って違うけどなんて呼ぼう? とか、すごく考えて鍛えられた。
理楽:それこそね、ホンノバに一緒に取り組んでいるスタッフさん、国語の先生だしねー!
夏:ね! そう! プレゼンの原稿について相談したらたくさんアドバイスくれた。スタッフさんのことといえば、コハちゃん(小芭音)の記事(第13回)でスタッフさんの意外な一面を知れた感じで嬉しかった。
小芭音:そうね、スタッフさんってめっちゃ関わってくれるよね。おしゃべり好きな人多いし、めっちゃ長話しちゃう!
夢実:私は、寮長とよく長話することがある!

小芭音:一緒に取り組んでいることがあると、なおさら話すよね。私もスタッフさんと、プロジェクトっていうか、お遊びみたいなものを一緒に取り組んでいて。でも”顧問”というよりは面白いと思ったやつを一緒にやってみる”仲間”みたいな、すごくフラットな関係性で面白い。
水祈:仲間っていう表現すごく納得する!やりたいことに向かって本気になる同士って感じだよね。
夏:ね、スタッフさんも「次こんなことやりたい!」とか「こんなこと頑張る!」みたいな、次の挑戦について教えてくれるよね。
水祈:うん。周りの人の意気込みを聞くと、自分も来年度どうしようかな?とか、すごく考えちゃう。いよいよ春休みだしねー!
夢実:みんなは春休み何するのー?

さて、唐突ではありますが、ここからは後編に引き継ぎます。
区切り方にすごーく迷ったのですが、続きが気になる終わり方にしたいな……という考えからです! 学生の春休みを想像しつつ、後編を楽しみにしていただければと思います!
ではでは、またお会いしましょう。
<書き手:藤條水祈(2年)>
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