今日は、どこから見てみましょうか。
夫と私の関係性。 3月に入って早々、息子がインフルエンザにかかった。学年閉鎖になるまで広がった感染症は、私にも容赦無く襲いかかる。高熱と関節痛に耐え…
スマホのアプリが、1年の87%を消化したと教えてくれた。オーマイゴット。いつの間に。今年一年、何をして過ごしていただろう? すでに年末モードに入りそうになっている。気温も一気に10℃以下まで下がり、冬が近づいてきている。
寒さが厳しくなってくると、ついつい動きも鈍くなるのだけれど、今は学んで考えて、話す時間を大切にしようと思いながら、日々を過ごしている。
今年はなんと言っても移動やイベント等、再び人に会うことが自由にできるまで回復した年だった(既に過去形になっている。どうやら私の中では今年はもう終わっている?)。新型コロナウイルスの混乱が少し収まりをみせ、上勝町にも視察者や山登りなどを目的とした観光客が連日のように訪れている。このコラムでも書いたデンマーク視察など、私自身が出かけることも増えてきた。人が集い、一緒に活動できるようになってきた最近の私の周りの様子を、少しご紹介しよう。
去る10月23日、「ゼロ・ウェイスト勉強会 第0回」が上勝ゼロ・ウェイストセンターで開催された。ごみの細分化やリサイクルなど、日頃ゼロ・ウェイストに参加している中で抱く疑問を、広く出し合う会だった。特に印象的だったのは、この会の参加者である大人たちに連れられて来ていた彼らの子どもたちが、スラスラと疑問を書き出していたこと。
「なぜ上勝はゼロ・ウェイストをやっているの?」「ゼロ・ウェイストセンターがハテナマークの形をしているのはどうして?」など、小学生からシンプルな質問・疑問が出てきた。ゼロ・ウェイストについて子どもたちと話す機会は多くないから、たくさん質問が出てきたことに私は驚いたし、疑問を素直にぶつけられるのっていいな、と感じた。
大人たちからは「プラスチックは、どこまで洗ってきれいにしたら良いのか、わからない」などの意見が出ていた。
11月11日、12日には、徳島大学のライフデザイン授業の一環として、学生たちが上勝での合宿に参加した。私は一部講師を務め、<自分の人生の中で大事なものや大切にしたい価値観って何かな?>という話を学生たちと共に考えた。
11月15日。この日は、カフェの営業をお休みさせてもらって、スタッフみんなで松山油脂株式会社の松山剛己さんの講演会に参加した。地域での仕事と暮らしについて、松山さんや参加している皆さんと一緒に悩んで考えるのは、興味深い時間だった。帰りには、スタッフと意見交換。それぞれ、気になったポイントや印象が違っていて面白い。
夜は、上勝町内にて開催されたSDGs推進講演会へ。難しい話のようだが、そんなことはなく、温暖化について一から学んだり、個人でもできるCO2削減ってなんだろう?と考えるワークショップで省エネ家電を選ぶことや、エアコンをかけるよりコタツで暖を取るほうがエネルギー負荷は小さいなど、知ればすぐできる工夫が学べたりした。
11月下旬には企業研修があり、12月は地元の小中学校での授業も控えている。あ、まだまだ今年は終わらない!
このまま“学ぶ、考える、話し合う”というサイクルを回し続けて年の瀬を迎えよう。
「難を転じて福となす」という縁起木で、祝いごとの料理などに添えられる南天。オールシーズン使える葉っぱ(つまもの)だが、美しい赤い実がなるのは今の季節。この赤い実を見ると、しめ縄飾りやおせち料理が想起されて、もうすぐお正月だと感じる。
自宅にもお店にも南天の木を植えている。ひょいと取ってサッと添える。それが当たり前にできる日常が好きだ。以前、町内の友人宅を訪れた際に用意してくれた料理にも、南天が添えられていた。料理が華やぎ、おもてなしを感じるつまもの。その代表格としての南天が旬の季節を迎えている。