漁師町である牟岐町は、今でもお昼時にはどこかの家から干物を焼く匂いがして、夜には新鮮なお魚や煮物やお造りにしていただく風景が残っています。時代の流れとともに生活スタイルは変化していきますが、和やかに団欒しながらいただく食事は、いつの時代もしあわせでおいしいものだと思います。食卓に並ぶごはんやおかずは、どこから来て、元はどんな形で、どんな風に料理されたんだろう・・・。そんなことをお子さんと一緒に考えてみるだけで想像が広がり、ワクワクしませんか？食事の時、いつもよりちょっぴり長めにお子さんの目を見て、ちょっとだけお魚が生まれた海のことを想い浮かべてください。命をいただき、命を育むことの尊さを感じていただけたら、とても嬉しく思います。

保存料を使うと味が落ちにくく、見た目はきれいな状態で長く持たせることができます。しかし、できることなら身体に優しい、美味しいものをお届けしたいという思いから、私たちはお客さまやお客さまの大切な人へ、安心して食べていただけるお魚を作りたいと考えています。手間と時間をかけ、最新の冷凍技術などを使い、笑顔になれる食卓を思い描きながら昔から引き継がれた味を守り続け、新しいことにもチャレンジしていきます。