棚田のお酒が美味いわけ
上勝は急峻な山々に囲まれ、緩やかな曲線の小さな棚田が多くあります。全国の棚田百選に選ばれる『樫原の棚田』など、そののどかな風景は江戸時代とほぼ変わらないと言われています。しかしながら、昔ながらの景色の棚田は面積が小さいことから、機械が入りにくく、手作業も多いことが特徴です。美しい景色の背景には、地元農家のみえない苦労があるのです。
上勝の棚田は300m~600mほどの標高です。棚田があるところは標高が高く、空気が澄んでいて、水もきれいです。お米を作る水は山の湧き水を使っております。
棚田の面積は小さいですが、畦に接している面積が多く、寒暖の差が激しいため、美味しいお米ができると言われています。また稲刈りをしたお米は乾燥機ではなく、「はで」にかけて天日干ししています。稲穂のまま、自然の風と太陽の光でじっくりと乾燥させていきます。稲の養分が米におりてきて、美味しいお米になると言われています。
現在、なかなかお米が売れない、作り手が減ってきた、など厳しい問題に直面し、徐々に田んぼを維持するのが難しくなってきました。しかし、先人が耕してきた棚田を守り続けたい、という気持ちを持って地元農家が一生懸命、お米を作っています。
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