約150年、現役の手仕事
ワインでは原材料のブドウの産地や出来ばえが重要とされることと同様に、日本の醸造において醗酵を大きく左右するのが「糀づくり」です。
当蔵では最高難易度といわれる「もろぶた」という木箱を使った麹菌の生育技術を継承しており、微生物と対話する類稀な手仕事は、海外の著名な醸造家や料理人からも注目を集めております。
麹菌を生育して良質の酵素を生成する
150年仕込み続ける木樽には当蔵ならではの常在菌が宿り、味噌の醸造を助長することで奥深い風味を演出します。
・2015年 司製樽と「仕込み木樽の復興」に取り組み、新調に成功。
・2019年 徳島県立工業技術センターと共同研究することで、木樽の優位性のエビデンスを取得。
約150年仕込み続ける木樽には常在菌が宿る