井上味噌醤油

井上味噌醤油
、、、然れど味噌。
渦潮が巻く鳴門のまちで、明治八年の創業以来変わることのない手仕事による生味噌を作っています。 当蔵では現代においても宮大工・左官・製樽職人など日本の伝統技術と連携し、約150年続く完全な自然発酵技術を「常盤(トキワ)」の味噌づくりとして、7代にわたり受け継いで参りました。 風土の四季の恵みと 先人の知恵と工夫が織りなす「昔ながらの味」をご賞味ください。 

約150年、現役の手仕事

ワインでは原材料のブドウの産地や出来ばえが重要とされることと同様に、日本の醸造において醗酵を大きく左右するのが「糀づくり」です。
当蔵では最高難易度といわれる「もろぶた」という木箱を使った麹菌の生育技術を継承しており、微生物と対話する類稀な手仕事は、海外の著名な醸造家や料理人からも注目を集めております。
麹菌を生育して良質の酵素を生成する
150年仕込み続ける木樽には当蔵ならではの常在菌が宿り、味噌の醸造を助長することで奥深い風味を演出します。
・2015年 司製樽と「仕込み木樽の復興」に取り組み、新調に成功。
・2019年 徳島県立工業技術センターと共同研究することで、木樽の優位性のエビデンスを取得。
約150年仕込み続ける木樽には常在菌が宿る

阪神淡路大震災からの復興

1995年の阪神淡路大震災で蔵が被災してしまいましたが、2023年に土壁の醸造蔵を再建することで「当蔵の味噌づくり」を復興することができました。
これにより、微生物にとって理想的な条件で風土のままに自然発酵する環境が整いました。
宮大工と左官による伝統建築

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