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2024.11.22(Fri.)
「今年もいも餅作ったけん、食べてよ。」
この時期になると、知り合いのおばあちゃんがお手製のいも餅をお裾分けで持ってきてくれます。
いも餅といえば、北海道ではじゃがいもで作ったものが有名ですが、徳島ではもちろん、鳴門金時で作ったいも餅が定番です。
私が小さい時からよく家に来てくれるおばあちゃん。御歳90歳を超え、「もう今年で私はいも餅作るんも終わりじゃ。」と、引退をほのめかします。
そもそもこのいも餅は、鳴門金時生産量1番の地域で地元農家の奥さまたちが集まり、売り物にならないくず芋(小さい芋や形の悪い芋)を使って作っているもの。知り合いのおばあちゃんもその一員です。
あるさつまいも農家さんから聞いた話では、「昨今のさつまいもブームもあり、最近はくず芋もよく売れるんよ。」とのこと。
昔はたくさんあったくず芋も今は売り物として出荷されたり、知り合いのおばあちゃんのように高齢化でいも餅のつくり手も減っていったりと、小さい時から食べてきた大好きなこのいも餅が無くなってしまう危機!
「おばあちゃん、このいも餅、今度作り方を教えてください。」
いつでも食べれるように、地域の味がなくならないように、お菓子作りは苦手ですがチャレンジしてみたいと思います。