「神山まるごと高専」学生まるごと日記2026
【第1回】Hello,World! 入学式と新メンバーについて

「神山まるごと高専」学生まるごと日記2026 【第1回】Hello,World! 入学式と新メンバーについて
2023年4月、徳島県の山あいにある町、神山町に開校した「神山まるごと高専」。全国で20年ぶりに新設された、全寮制の高校専門学校として全国から注目を集めています。“テクノロジーとデザイン、起業家精神”を学べるユニークな学校には、いったいどんな学生が集まり、どのような勉強や寮生活を送っているのでしょうか。

神山まるごと高専生自らがライターとなって日常を綴る、人気連載も2年目を迎えました! 今年度は月1回のペースでお届けします。ご期待ください!
藤條水祈さん

【第1回 Hello, World! 入学式と新メンバーについて 】

書き手:藤條水祈さん(3年生)

お久しぶりです。学生まるごと日記です。4月はお休みさせていただき、新年度も明けて、少し落ち着いた5月から連載を再開しました。年度が変わったため、私たちの学年も上がりました。高専(5年制です)は大学と同じように単位制なので、単位を落としてしまったら留年してしまいます。そのため、高専生にとって進級できたということは、とてもうれしいことなのです。

一つ上がった学年を主張させてください! 3年生になりました!! 記事は4回目の執筆になります藤條水祈(ふじえだみのり)です。どうぞよろしくお願いいたします。

路線バス内からの光景
▲神山行きの路線バスからの光景。ちょっとぶれていますが、両サイドが桜並木です。

さて、2025年の4月に「学生まるごと日記」の連載が始まってから、1年と1ヶ月が経ちました。ありがたいことに、1年間も連載させていただき、そして継続して今年も書かせていただけることになり、学生一同、本当にうれしい限りです。

年度始めのこの回では、2026年度入学式について、そして新たに加わったライターを紹介させてください。

入学式の様子
▲入学式の様子。スクリーンに映し出されている「Hello,World!」は、プログラミングの学習で最初のプログラムとして使われる定番のフレーズ。“最初の一歩”というようなニュアンスと絡めて使われています。

4月4日(日曜日)、神山まるごと高専の4回目の入学式が執り行われました。スペースの都合上、在校生は2年生のみが参加します。入学式の時期として、早いねとよく言われます。はい、早いんです。ちなみに私のときは3月31日でした。

なぜこんなに早く執り行われるのか、学校から正式に説明があったわけではありませんが、私は桜の開花時期に合わせているのだと思っています。神山町は、枝垂れ桜がとってもきれいなんです! 神山まるごと高専のOFFICE裏にも、道に沿って枝垂れ桜が並んでおり、満開の時は最高のお散歩ルートで、フォトスポットです。

OFFICE
▲橋から見たOFFICE。建物の裏には桜の木がずらっと並んでいます!

やはり、この桜が満開になったタイミングで、祝いたい。そんな思いがあるのだと思います。しかし、今年は例年よりも桜の開花が早く、4月3日の時点で満開に。さらに4日は雨が降り、桜が半分くらい散ってしまいました……! 悔しい……。雨に打たれながらも、持ち堪えた桜。満開とはいえずとも、無事桜の下で入学式を執り行うことができました。

4期生とスタッフの集合写真
▲ 4期生44名とスタッフさんの集合写真。

さて、入学式です。今年度、神山まるごと高専は新たに44名の学生が入学しました。全校生徒は166人。1年生から4年生まで揃いました。全学年が揃い、学校としての完成はとうとう来年です。

入学式は1部と2部に分かれています。第1部は、いわゆる式典としての入学式。パリッとした空気に、身が引き締まります。理事長や神山町長のスピーチ、新入生の初志表明、先輩からの応援メッセージなど、プログラムが盛りだくさんです。そして第2部は、親元を離れて徳島で寮生活を送ることになる私たちだからこその初志表明と親子離れの入学式。親子で手紙を交換し合い、お互いの新たな決意を表明し合う場です。

入学式第1部は、遠方の保護者様や学校のパートナー様向けに、オンラインで限定配信を行っています。この配信は、学生を大多数とした「入学式配信班」という組織によって行われており、私も所属していました。

撮影中の水祈さん
▲配信の定点カメラを覗き込む私。インカムをつけて、まるごとパーカーを着るため、すっかりプロのような気持ちです(見た目も)。

定点カメラマンとして、場面に応じてゲストや新入生の姿を切り取ることが私の仕事内容なのです。大事な晴れの場だから失敗できない! という緊迫感で、とてもドキドキしました。手ぶれが無いように、ピントをちゃんと合わせる、自分の画角が配信されている時は絶対に動かさない。

気を張っていた分、無事終わった時の安心感といったら。大事な日を届けることに携わることができてとてもうれしく思います。カメラマンの他にも、ディレクター、スイッチング、音響さんや照明さんなど、様々な役職によって成り立っています。

晴れの日の舞台を学生たちが配信し、届けるというのも、神山まるごと高専っぽいユニークなポイントではないでしょうか?

入学式配信班の学生たち
▲入学式配信班の素敵なみんな。入学式前の数日で結成されるチームですが、入学式が始まる頃には最高のチームに出来上がっています。

無事に終えた入学式。そして始まった学校生活。全校生徒約160人と、人が増えたなぁと思います。いつも以上に食堂に行列ができていたり、まだまだ顔が覚えられなくて「お名前なんですか?」という会話があちらこちらに聞こえたり、とても新鮮です。

集合写真
▲全校生徒とスタッフさんで撮影した集合写真。いよいよ大所帯です。

また、この連載の学生ライターたちも新年度ということで、メンバーに入れ替えがありました。これまで6人体制で執筆をしていましたが、あんじさんと夢実の2人が卒業し、新たに新メンバー1人が加わった5人体制です!

新メンバーをご紹介します。私たちと同じく3年生の梅原 流(うめはら りゅう)こと、「うめちゃん」です。

今年度のライター
▲今年度のライターはみんな3年生です。左から若宮小芭音(こはね)、藤條水祈(みのり)、新メンバーの梅原琉(うめ)、瀨川理楽(りら)、下島夏(なつ)。

興味があることも得意なことも、これまでのメンバーの誰とも似ていない、うめちゃん。色々な属性の人がいる神山まるごと高専の魅力を伝えられたら……と思い、みんなで話し合って、全会一致でスカウトすることに決まりました。どんな文章を書くのか、とっても楽しみです。うめちゃんの記事は、7月ごろを予定しています。ぜひお楽しみに。

新年度は変化の時期。新体制になった学校、そして「学生まるごと日記」。今後も見守っていただけたら幸いです。ここまで読んでくださり、ありがとうございました! それでは、またお会いしましょう。