いかわ発酵

いかわ発酵
弘法大師様が阿波(徳島県)の山里で修行された際、その地へ伝えたとされる阿波晩茶。
いかわ発酵は昔ながらの木桶発酵づくりという、伝統製法にこだわって作っています。

阿波晩茶とは

一言で説明すると、お茶を樽漬け発酵させたお茶です。茶葉を樽漬けにして重石をして嫌気発酵させます。紅茶は酸化工程を発酵といいお茶の酵素を酸化させることで味と香りを変化させますが、阿波晩茶は微生物発酵させる後発酵製法で樽漬けにして発酵させます。お茶の製法で分類すると後発酵茶のカテゴリーに属します。
阿波晩茶の製造分類
緑茶につかう茶葉を新芽を摘まずに育てた硬く大きくした茶葉を使います。大きく育てた硬い茶葉を釜茹でして茶揉み機で揉み込んだ後、大きな樽に酸素を抜きながら漬け込み樽に茶葉を詰め込んだあと大きな重石を何個もして漬け込みます。約2週間から1か月ほど漬け込んだ後、茶葉を樽出しして茶汁をきり、よく乾燥させれば完成です。
伝統の製造方法

阿波晩茶の味わい

阿波晩茶は、茶葉を茹でて発酵させるためお茶の渋み苦味成分のカテキンやカフェインが抜けて、乳酸菌発酵独特の酸味やコクが生まれ味わい深いお茶になります。
乳酸菌は熱湯や胃酸でほぼ死滅していまいますが、腸内にいる乳酸菌の餌として取り込まれます。このとき活性が高い乳酸菌の餌をとることで腸内の乳酸菌もより活性が高い乳酸菌になることが、近年の研究で解明されつつあります。

阿波晩茶はカテキンやカフェインなど本来乳酸菌が住みにくい環境で発酵させることで阿波晩茶由来の植物性乳酸菌が増え、これをお茶として暮らしのなかで常時飲むことをおすすめします。

SDGs宣言

当社は、国連が提唱する持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、持続可能な社会の実現に向けた積極的な取り組みを行ってまいります。

いかわ発酵商品一覧

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