阿波晩茶とは
一言で説明すると、お茶を樽漬け発酵させたお茶です。茶葉を樽漬けにして重石をして嫌気発酵させます。紅茶は酸化工程を発酵といいお茶の酵素を酸化させることで味と香りを変化させますが、阿波晩茶は微生物発酵させる後発酵製法で樽漬けにして発酵させます。お茶の製法で分類すると後発酵茶のカテゴリーに属します。
阿波晩茶の製造分類
緑茶につかう茶葉を新芽を摘まずに育てた硬く大きくした茶葉を使います。大きく育てた硬い茶葉を釜茹でして茶揉み機で揉み込んだ後、大きな樽に酸素を抜きながら漬け込み樽に茶葉を詰め込んだあと大きな重石を何個もして漬け込みます。約2週間から1か月ほど漬け込んだ後、茶葉を樽出しして茶汁をきり、よく乾燥させれば完成です。
伝統の製造方法