ふじや

ふじや
昔から日本各地に伝わるその土地特有の食材が、さまざまな理由で失われつつあります。これらの味を何とか次の世代に伝えられないものか。当店の商品作りはそんな強い思いが源です。
徳島県は、古来『粟の国』と呼ばれ粟が生まれた地とされています。また、雑穀類は『先祖伝来の作物』としてその価値が見直されております。
その阿波の山間村で伝わる雑穀類や伝統食文化を素材にした食べ物を、より多くの方々に知っていただきたいという想いで、製品づくりに取り組んでおります。

“ういろうや”ふじやのういろう 『阿波の手仕事 匠の味』

ふじやは霊峰『剣山』の山懐つるぎ町に位置します。
昭和元年の創業以来この地で、できる限り地元の食材を用い、吉野川の地下水をくみ上げ、ういろう・もち・和菓子を作り続けております。もちろん保存料着色料は一切使用しておりません。

創業以来100年余、変わらぬ味。

独特のかみしめと、ほどよい甘さはきっとご満足いただけるものと思います。また当店のういろうは一つ一つ手造りにて包丁切しております。
多少不揃いですが、丹精込めた当店伝統の手造りの味をどうぞ御賞味くださいませ。

世界農業遺産「にし阿波の急傾斜地農耕システム」

「にし阿波」と呼ばれる徳島県西部の美馬市・三好市・つるぎ町・東みよし町には、標高100〜900mの山間地域に200近くの集落が点在。いずれも急峻な傾斜地に位置し、場所によっては斜度40度にもおよびます。斜面を利用する農業では、段々畑のように平らな面を造成することが一般的ですが、これらの地域では傾斜地のまま農耕を行なってきました。
「にし阿波」の傾斜地農法では伝統的に粟(あわ)などの雑穀を生産してきましたが、当店で作る田舎餅などでは、傾斜地農法で作られる雑穀を積極的に使用しております。世界遺産にも選ばれた伝統農法が私たちの作る“おばあちゃんが作ってくれた懐かしい味”の源になっています。

ふじや商品一覧

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