麹屋本家阿波おんな

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麹屋本家阿波おんな

徳島西部の山間部で、古くから親しまれる伝統発酵食品「しょいのみ（麹の醤油漬け）」の製造・販売をしております。「地元のばぁばから伝授された食文化を後世に残したい」その一心で昔ながらの製法・国産主原材料にこだわり、全て手仕事で作っています。

「しょいのみ」とは？

「しょいのみ」は、徳島県西部・「にし阿波」発祥と言われ、古くから親しまれている発酵食品です。古くは各家庭での醤油づくりの副産物であった「しょうゆの実（もろみ）」を、数種類の麹（大豆・米・小麦）に、各家庭ごとに醤油・酒・水飴等を合せ、熟成させています。万能調味料、ご飯のお供、酒の肴に欠かせない逸品です。

国内産主原材料を使用

麹屋本家阿波おんなで使用する主原材料は国内産です。

使用する大豆・米・小麦・そら豆は、主に徳島県産を使用していますが、徳島県での大豆の生産量は少ないため、徳島県産の入手が困難な場合は、九州産を使用しています。

当事業所で使用する加工用そら豆は、国内流通の99%以上が外国産で、国産品の入手が非常に困難でした。安心安全を追求するため、そら豆栽培を始めました。農作業の経験ゼロからスタートし、数年経ちましたが、まだまだ不慣れで、見兼ねたご近所さんたちに、手助けいただきながら栽培しています。

時季に合わせて、温度調整する麹づくり

目視検品から始まり、下処理【米・麦→洗浄・浸漬等】【大豆・そら豆→焙煎・脱皮・洗浄等】を一つ一つ丁寧に行い、仕込み（加熱）、醗酵、出麹で完成となります。この一連の作業を5日間かけて作ります。全て手作業で、大切に丁寧に作っています。昔ながらの製法をそのままに、手しごとによる麹づくり、漬込みを行い、食文化を後世に伝える製品づくりに努めています。