里山みらい

里山みらい
まちの“農業”を守る。
すだち生産量日本一の地 徳島県。その山間地にある神山町で、次世代にすだちを受け継いで行くために、新しいことに挑戦し続けています。

じいちゃんとの出会いが活動の原点

山の上に暮らすじいちゃんは、何万個と並ぶ梅干しのヘタを一粒ずつ楊枝で取り除く、妥協を知らない梅農家。山から水を引き、食べる物は自分で育て、訪ねるといつもはにかんだ笑顔で迎えてくれます。深い緑の山とそれを貫くように流れる青い川。豊かな自然に抱かれ、この町の人と暮らすうちに、人として尊いものが里山にはあふれている、と気づかされました。と同時に消えつつあるんだとも。

古くて新しいみんなの里山をつくろう

幸いなことに、神山町には全国に先駆けての高速通信環境が整備され、都市部からの移住者も増えてきています。そんな土地柄を生かして、古くて新しいワクワクするような里山を創ろう。そう思い小さな一歩を踏み出しました。
じいちゃんたちが大切にしてきた自然と共に生きる知恵や謙虚な姿勢を受け継いでいること。さらに多種多様な人の知恵・技術により、作物を育てる、木を伐るといった人間の根幹である営みに新たな価値が創造され、持続可能な「みんなの里山」になっていること。
それが私たちがめざす「里山の未来」です。

「里山の未来」のために、活動していること

1.すだち農家の人材育成に取り組んでいます。里山の風景をつくっているのは農業。神山町では過疎・高齢化が進み、農業の後継者がいないお家が増えています。里山みらいでは、耕作ができなくなったすだち畑を借り受け、農業研修生を2年掛けて育て、専業農家として栽培に取り組んでもらっています。
2.シェフと農家の美味しい出会いをコンセプトに、全国の飲食店ですだちを使った新しい料理を考案し提供してもらっています。少し傷があるだけで価値が下がってしまうB級品すだちを「B玉すだち」として販売。この取り組みによって、すだち畑の維持や再生が一歩ずつ進んでいきます。
3.すだちの収穫はお盆過ぎから9月末の残暑が厳しいひと月半。
高齢化などで収穫の人材が不足しているため、農業を応援するサポーターを全国から募集しています。

里山みらい商品一覧

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