阿波の半田地方は、江戸時代の今から250年以上前に時の将軍に献上されたとの記録もある、半田手延べそうめんの産地として有名です。半田手延べうどんはこの伝統の手延べの技法を使ってよりコシのある美味しいうどんを目指して造られました。
「阿波半田手延べうどん~もどし生~」は、北海道産小麦、瀬戸内海の海水で造られた塩、四国山脈の地下水など、これらの厳選した素材を250余年の歴史を誇る匠の技で時間をかけて乾麺を造った後に、霧の充満した部屋に半日入れてゆっくりと半生に戻した麺です。
このもどし作業の間に麺が再熟成しますので、更にコシが強くなり麺の表面がつるつるで滑らかになり、乾麺より更に美味しい麺に生まれ変わります。
もどし生にする事により麺の中心部が麺の表面より水分の少ない半生麺となります(通常の半生麺は逆です)。
保存料を使用せず、加熱処理もなしで3ヶ月の常温保存が可能なことも”もどし生”ならではの利点です。