藍屋敷おくむら

藍屋敷おくむら
歴史と文化財の宝庫・徳島県藍住町。「JAPAN BLUE」として世界に知られる阿波藍の魅力。200有余年の歴史を持つ「藍屋敷おくむら」より工房内で制作している藍染商品から、県内有名作家の藍染作品まで、様々な藍染商品をお届けします。

奥村嘉蔵商店

奥村家が歴史に登場するのは経済発展が著しい元禄期(1688 - 1704)のことです。藍商経営については文化年間に六代嘉蔵(かぞう)が藍商に転身したころからはじまり、九代嘉蔵の時には藍売場を筑前・肥前に拡大し、明治六年には東京の深川に商号をやまか奥村嘉蔵商店とした支店を設けて、武蔵、相模、信濃・甲斐、駿河の諸国に販路を拡大していきました。
奥村家は藍屋の屋号を持ち藍商として経営を軌道に乗せたのは、今に残る母屋(旧奥村家屋敷、現「藍の館 藍住町歴史館」)が新築された文化五年(1808)の頃のことと考えられます。また、明治十二年(1879)には酒造業を始め積極的な経営を営んでいることが伺えます。この奥村家には数万点にも及ぶ文書は所蔵されており、旧奥村家屋敷と共に阿波藍業史の研究に重大な役割を担ってます。
店舗「藍屋敷おくむら」は「藍の館 藍住町歴史館」の前に位置し、店舗は大谷焼きの藍甕を入れた工房を併設し、藍染商品の販売、制作だけではなく、体験なども受付を行っております。また、近年では、「藍屋嘉蔵商店」も店舗内に設け、国内外に阿波藍商人文化の情報発信を兼ねて、藍に纏わる文献や書籍の販売も積極的に行なっています。

藍屋敷おくむら商品一覧

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