清流・那賀川の恵みで育まれた牧場直営の最高級ランク「阿波牛」

清流・那賀川の恵みで育まれた牧場直営の最高級ランク「阿波牛」


四国一の清流、那賀川で育つ牛

国道55号を徳島県第2の都市、阿南市方面へと南下していくと、次第にのどかな田園風景が現れ、気持ちのよい平野が広がってきます。那賀川の下流域にできた那賀川平野(阿南平野)です。

那賀川は、県最高峰の剣山系次郎笈(ジロウギュウ)に水源を持ち、県内を横断して紀伊水道まで注ぐ、徳島県下最長の一級河川。1991年から行われている那賀川の水辺現地調査では、アユやサツキマスなど162種の魚類が観測されており、さまざまな水生昆虫が棲息していると言われています。2006年度の四国地方整備局による河川水質調査では、“最も良好な水質”として四国一の清流に選ばれました。

那賀川の下流付近
▲ 阿南市市街地がある那賀川の下流付近の様子。

「美味しい肉をつくるには、牛の健康を考えることが一番!」と話すのは「阿波牛の匠 のべ」代表の延隆久(のべ たかひさ)さん。

「のべ」は、徳島県が誇るブランド牛「阿波牛(あわぎゅう)」の名店として地域で愛されてきた牧場直営の精肉店。この自然豊かな清流、那賀川下流域に自社の「のべ牧場」を構えています。

 「阿波牛の匠 のべ」代表の延隆久さん
▲ 「阿波牛の匠 のべ」代表の延隆久さん。

「澄んだ空気や水に恵まれ、交通量の少ない、できるだけ静かなエリアに牧場をつくりました。牛も人間と同じで、自然と異なる音がすると驚いてしまってそれがストレスになってしまうんです。ストレスを感じることなく穏やかに暮らすことができる環境をつくってあげることが、牛が健康に育つために何より大切だと考えています」


仔牛は社長自ら仕入れる

のべ牧場に伺うと黒くて大きな牛がたくさん! 黒毛和種と呼ばれる和牛で、常時400〜500頭を肥育しているそうです。どの牛もなんとも穏やか。優しそうな顔をしています。

牛舎の様子
▲ 牛舎でのんびり過ごす牛たち。

「体高、腹周り、首周り、骨格、角の色……など、たくさんのポイントをチェックして、健康に大きく育つ仔牛を見極めています」と延さん。社長自らが競り市場に足を運び、九州地方で生まれた生後8〜10ヶ月の仔牛を仕入れてきます。

仕入れたばかりの小さな仔牛
▲ 仕入れてきたばかりの仔牛。まだほっそりとした身体をしています。

牧草や穀物類などを配合した飼料は、月齢に合わせて成長に最適な配合バランスを変えて与えているそうです。こうして大きな身体に成長し、生後30ヶ月ほどで出荷されます。

出荷直前の大きな牛
▲ 出荷直前だという牛。まるまるとした大きな胴体です。

じつは、のべ牧場にいる牛はすべて雌牛。出産を一度も経験していない処女牛は雄牛よりも皮下脂肪が多く、とろけるような脂を持った上質な肉になると言います。


JAS規格認定! 最高級ランクの阿波牛

ちなみに阿波牛とは、県内で肥育された血統が明確な黒毛和種で、さらに、公益社団法人日本食肉格付協会により肉質等級がA4またはB4ランク以上を獲得するなど、一定の条件をクリアした牛だけが名乗ることができるもの。

そんな阿波牛のなかでも「のべ」で加工販売される精肉のなんと98パーセントが最高級A5ランクだそう!

霜降り肉
▲ 肉厚で、霜降りの赤と白のコントラストが美しい!

きめ細やかで柔らかな肉質で、旨味たっぷりの霜降り肉が阿波牛の特徴。まろやかで甘みのある脂が口いっぱいに広がります。

網焼きしているお肉
▲ 網焼きすると滴る肉汁。勢いよく炎が上がります。

添加物や薬品を使用せず加工した「のべ」こだわりの精肉は、肥育から生産、販売までを一貫管理している安心感も評価され、「生産情報公表JAS規格」(食品の生産情報を消費者に正確に伝えていることを認定する制度)の認定牛肉として承認されています。

また、「とくしま特選ブランド」(徳島を代表する優れた県産品)にも登録されていて、お中元やお歳暮などを中心に、県内外からの贈答用として重宝されているのも頷けます。


創業50年、地元で愛される精肉店

1992年に新設した「のべ」の直営店が店を構えるのは、牧場と同じく那賀川平野。利便性の高いロケーションです。

「阿波牛の匠 のべ」本店の外観
▲ 県南への主要ルート、国道55号線沿いに建つ「阿波牛の匠 のべ」本店。
店内の様子
▲ 店内の様子。今日の食材を求めて普段使いする人も多い地元の肉屋さん。

店先で配布される整理券を受け取ると、スタッフさんが順番に一人ひとり、丁寧に注文を聞いて対応してくれます。

店頭に並ぶ肉の種類は圧巻! カルビやロース、モモ肉といったお馴染みの部位だけでなく、タンやスネ肉、テールなど牧場直営の精肉店ならではの珍しい部位の肉も並んでいます。

また、あとは焼くだけのハンバーグやタネや、揚げる前のメンチカツ、タレに漬け込んだ肉などといった、半調理済み肉も。ひと手間省きながら美味しい阿波牛料理をつくれると好評です。

営業時間中、絶え間なく訪れる人たち。創業(1974年)から約50年、地元で長年愛されてきた精肉店であることが伺えます。


リーズナブルに食べてもらいたい

創業当時は乳牛の飼育からスタートしたそう。その後、先代自らが食肉処理などを学びに出向き、肉牛の肥育に事業転換しました。隆久さんも、19歳の頃から食肉処理や販売に関する技術や知識を学びはじめ、先代の意思を受け継ぎながら最高級の阿波牛を広めるべく邁進。隣接する小松島市の人気産直市「あいさい広場」内に出店し、さらには、阿波牛をより一層たくさんの人に楽しんでもらいたいと外食産業にも進出しました。

2024年2月、鮮度抜群の阿波牛の旨味をシンプルに堪能できる焼肉や和風創作料理が自慢の「焼肉割烹 のべ」を徳島市一番町に開店。そして同年3月には、溶岩プレートを使用したステーキやハンバーグ料理をメインに楽しめるレストラン「溶岩焼ステーキ&ハンバーグ 崋山(かざん)」を直営店の向かいにオープンしました。

「溶岩焼ステーキ&ハンバーグ 崋山」店舗外館
▲ 「溶岩焼ステーキ&ハンバーグ 崋山」。平日限定のランチもおすすめ。(画像提供:のべ)

「最高級の阿波牛をリーズナブルに安心して食べていただくことがグループの信念です。まずはこれからも地元の方々に支持される店であること。そして、県外はもちろん国外にも阿波牛の美味しさを広めていきたいですね」と教えてくれました。

徳島の名店「のべ」。自慢の阿波牛の味を求める人たちで直営店もレストランも日々にぎわっています。


阿波牛の匠 のべ
徳島県阿南市那賀川町工地299-1
tel.0884-42-1913
https://www.meatcenter.co.jp/



【阿波牛】サーロイン・ランプステーキセット

阿波牛の匠 のべの商品は、Lacycle mallでお買い求めになれます。

【阿波牛】サーロイン・ランプステーキセット

阿波牛のサーロインステーキ200gとランプステーキ200gのお得なセットです。化粧箱入りでお届けします。